7月27日(木) 職員研修~山谷・達古袋を知る~

連日暑い日が続きます。職員研修として「学区内のことについて学ぼう」と、今年度は旧山谷小学校と旧達古袋小学校を訪れました。

旧山谷小学校では学校評議員の佐々木一郎さんにお話を伺いました。花いっぱい運動で数々の受賞歴がある山谷小、今もきれいに花々に彩られていました。昔はたくさんのお店があったことや神楽や遺跡などがあること、今の生活の様子や主な施設など、興味深いお話をたくさんお聞きすることができました。山谷小学校は岩手・宮城内陸地震の際の避難所にもなりました。その時設営されたお風呂の跡や一関工業高校のみなさんが作った震災コーナーなど、校舎を巡りながら見せていただきました。「昔は厳美地区の陸上記録会が開かれた」という広々したグラウンドを抜けると山谷川に降りていくことができます。川遊びをしたら気持ちよさそうなところでした。

 

続いて、旧達古袋小学校へ向かいました。ここでは学校評議員の佐藤武生さんにお話を伺いました。佐藤さんには3年生の校外学習でもお世話になり、達古袋について教えていただきました。今回は大人向けに、「達古袋」の地名の由来や歴史、地区にある施設等について丁寧に説明していただきました。住所は「萩荘」の達古袋がなぜ厳美地区に?という疑問も解けました。また、119mもある長い廊下を活用した「Z-1レース」についても教えていただきました。地域の方の思いを受けてできた学校であること、達古袋農業教育協会で素晴らしい図書館を作ったことなど、子どもたちに伝えていきたいことをたくさん教えていただきました。

 あまりの暑さに両学校の外観を撮影し忘れてしまったのが残念でした。佐々木さん、佐藤さん、資料のご準備そして素晴らしいご講話、本当にありがとうございました。子どもたちへ教わったことを還元していきたいと思います。