9月4日(月) 岩手・宮城内陸地震講話と災害時引き渡し訓練
今日の3校時、5・6年生が岩手・宮城内陸地震についての講話を聴きました。講師は一関西消防署平泉分署勤務の佐藤一稀さん、一関南消防署藤沢分署勤務の小岩啓人さんです。お二人は本寺小学校3年生の時に岩手・宮城内陸地震を経験しました。先輩として後輩に伝えたい地震の経験や現在の消防士の仕事について、動画を活用しながらお話していただきました。臨場感のある動画の視聴と身近な方のお話は、しっかりと子どもたちの心に響いていました。また、本寺小学校から厳美小学校へ伝わっている「よさこいソーラン」は、お世話になった全国の方へ本寺から元気を届けるために始まったことやお二人はその初代であることを知り、自分たちの伝統としている踊りの意味やつながりの深さを感じた子どもたちでした。このような素晴らしい先輩方がいてくださることがありがたいです。消防士を目指そうと思われたのは小学生の時から、というお話を聞き、子どもたちに「消防士になろうという考えを持っている人は?」と聞いたところ「・・・」という反応でした。きっとこれから考えてくれる子もいるのではと期待しています。
午後には災害時引き渡し訓練が行われました。地震を想定した避難訓練の後、体育館に地区ごとに集まり中学生の兄姉も合流して、順次おうちの方に迎えに来ていただきました。ドライブスルー方式で行う訓練も3回目とあって、誘導や確認作業もスムーズに行うことができ、メール配信後およそ1時間ほどで大体の引き渡しが完了しました。ご家庭の皆さんのご協力に感謝します。