2024年3月の記事一覧
3月22日(金) 離任式
本日、転退職する職員6名の離任式を行いました。転退職者からの話の後、子どもたちから温かい言葉と花束をいただきました。アーチをくぐり退場するときには子どもたちも職員も涙涙でした。3年から6年の在任期間中、地域や保護者の皆様のご支援・ご協力をいただきながら、明るい子どもたちとたくさんの思い出をつくらせていただきました。式後、お忙しい中保護者の皆様も駆けつけていただき、お心遣いをたくさんいただきました。皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
3月19日(火) 令和5年度第77回卒業証書授与式
本日、18名の厳美っ子が小学校を巣立ちました。どの子も堂々とした態度で卒業証書を受け取りました。在校生との呼びかけでは、六年間の思い出やお世話になった方への感謝、在校生へ託す思いとともに、素晴らしい合唱を聞かせてくれました。未来に向かって大きく羽ばたいてほしいと思います。卒業おめでとう!そしてありがとう6年生の皆さん。
3月18日(月) 令和5年度一関市立厳美小学校修了式
令和5年度一関市立厳美小学校修了式を行いました。1年生から5年生まで、ピンと背筋の伸びた姿勢で式に参加しました。一人一人が呼名に「はいっ!」と大きく応えていました。代表児童の証書の受け取り方も大変立派でした。一年間の学びで大きく成長したことを感じました。1・2年生は明日から春休みです。健康と安全に気を付けて、次の学年に向けての準備をしてほしいと思います。
3月14日(木) 修了式予行とがんばったね会
今日は、来週の月曜日に行われる修了式の予行練習を行いました。返事の仕方、座り方、礼の仕方、代表児童の証書のもらい方などを確認しました。1年生も緊張感をもって練習に臨んでいました。入学式の時に比べるとぐんと大人っぽく感じました。返事もとても立派でした。本番もこの調子でね。
そして今日は、担任外の教職員がひまわり学級・たんぽぽ学級の一年間がんばったね会に招待してもらいました。きれいに飾り付けた教室で、できるようになったことを一人ずつ発表してくれました。リコーダーの演奏、地名読み、放送原稿の音読、お茶の淹れ方など、それぞれが頑張ったことを披露し、それがとても上手にできていることに感心しました。魚釣りゲームやいす取りゲームも楽しみ、笑顔いっぱいの時間を過ごすことができました。
3月11日(月) 震災から13年 卒業式練習と黙とう
今日は東日本大震災が発生してから13年目の3月11日です。13年前、卒業式練習を行っていた学校もあったことでしょう。今日は体育館で、3年生から6年生までの児童が呼びかけと歌の練習を行いました。3年生と4年生は初めて卒業式に参加します。大事な式に参加するという心構えをもたせながら、お互いに気持ちが伝わるように音量や抑揚を工夫しながら練習を進めました。卒業式には積み重ねてきた練習の成果が出せるよう、あと一週間頑張ります。
昼の放送では釜石市立鵜住居小学校で歌われているという「てんでんこのうた」を流し、自分の命は自分で守るという気持ちをもちました。午後2時46分には、全校児童がそれぞれの教室で沿岸の方に向かい黙とうを行いました。震災で犠牲になった方々に思いを寄せながら、静かに目を閉じていました。また、学年ごとに震災について考える時間をもちました。今日は家族でぜひ防災について話し合っていただきたいと思います。
3月6日(水) 「ポラーノ」さんのジェラートを試食させていただきました
今日は厳美町にある人気ジェラート店「ポラーノ」さんが来校し、厳美小学校の子どもたちに試食ジェラートのお振る舞いがありました。9月に子どもたちが行ったアンケートからヒントを得て試作した、三種類の新作ジェラートの試食を全校児童と教職員分持ってきてくださいました。春の地域巡りでポラーノさんにお世話になった3年生の教室では、ポラーノさん自らディッシャーで一人一人分けてくださいました。「ラムネ」「黒糖きなこ餅」「プリン」の三種類、どれもとてもおいしく1年生もぺろりと平らげ大満足でした。一番人気はラムネ味でした。もしかすると商品化も?というお話でした。素敵なスイーツタイムをありがとうございました。
3月1日(金) 「震災を考える日」の取組を通して
今日は、「震災を考える日」として色々な活動に取り組みました。今日の昼食は、縦割り班でおにぎりを作って食べることにしました。各班に5合の米と2Lの水2本を渡しました。米は5年生が収穫したものを使いました。断水した場合を想定し、限られた水で洗米から食器洗いまでを行います。朝6年生が米を洗い、3校時に5年生が炊飯しました。責任重大な5年生、時計と火加減をにらめっこしながら、どの班も上手に炊けました。
教室に運び、おにぎり作りです。班員みんなで仕事を分担して作りました。塩むすびにしましたが、塩は能登半島地震の被災地、石川県珠洲市の伝統的な「揚げ浜式」製塩で作られた塩を使用しました。とてもおいしい塩です。高学年が、下の学年の子におにぎりを分けてあげる優しさも見られました。最後の片付けも、ペットボトル1本の水を工夫して使い、鍋を洗いました。
レクタイムには、休み時間中に地震が起こった想定での避難訓練を行いました。「落ちてこない」「倒れない」「移動してこない」場所で「まず低く」「頭を守り」「動かない」姿勢を取ります。その後、放送で指示された場所へ移動します。自分で身を守り、自分で考えて行動することを練習しました。
4校時には、6年生の震災学習発表会を行った後、岩手大学 地域防災研究センター 福留邦洋教授による「復興について考えよう」と題した講話を聴きました。6年生は東日本大震災について調べたことを低学年にも分かりやすくまとめ、伝えることができました。
講話では、内陸地震で避難所になった本寺小学校では地域のつながりがあったことや、復興には見える復興(家や道路)と見えない復興(気持ちや心の中)があり、お祭りなど心のよりどころになるものや地域のつながりが、気持ちの復興につながることなどをお話しいただきました。
内容が盛りだくさんの「震災を考える日」でした。学んだことはすべて大事なことでした。全部はすぐには身につかなくても、6年間この日の学びを積み重ねていくことで、子ども達自身の未来に生かすことができると信じています。